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カズオイシグロ|わたしを離さないでがおすすめ!ノーベル賞受賞!

カズオ・イシグロ氏がノーベル賞を受賞したね。

村上春樹氏が今年こそはノーベル賞受賞!と書店では用意をしていたそうだけど、カズオイシグロ氏の書籍に入れ替えするのが大変だったみたい。

カズオ・イシグロ氏ってどんな人物なんだろう?
そしておすすめの書籍は?

「わたしを離さないで」が人気らしいけれど、あらすじやコメントを紹介するよ。


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カズオイシグロ|わたしを離さないでがおすすめ!

カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」は2005年の作品で、2010年には映画化、2014年には舞台化、2016年にはドラマ化にもなった人気作品だね。

介護人と臓器提供者の結末が描かれた、なんともいえない気持ちになる作品。

「わたしを離さないで」あらすじ

『わたしを離さないで』の舞台は、へールシャムという全寮制の学校。普通の学校とは違い、生徒たちは臓器提供だけのために生まれてきたクローン人間。

15歳になった時に、臓器提供のためだけに生まれて来たことを告げられ、臓器提供をする度に身体が弱って亡くなっていく。そして提供の度に弱っていく子供たちを介護するのが介護人の役割。

1回の提供で命を落とすものもいれば、2回でもなんとか生きているものもいる。

しかし3度目の提供となれば話は別。ほとんどこの3度めで命を落とす・・・。

それでもまだ命があるものは4度目の提供の依頼がくるまで、心も身体もボロボロになりながら臓器提供のために生きるしかない。

生きたいけど辛い、生きてきてよかったと思えることは何?
様々な葛藤の中、命とは?生きるって何?ということを考えさせられる作品。

1人、また1人と臓器提供をする度に亡くなっていく中で、死ぬかもしれない恐怖の感情と生きる意味とは?をみつめる少し重めのストーリー。

この作品でカズオ・イシグロ氏は

クローンや臓器提供をテーマにしたかったわけではなく、長くは生きられない若者たちの“生”を描くことが主眼

とコメント。生きるって何か?を問う作品なんだろう。

「わたしを離さないで」の読者コメンド

アマゾンのカスタマーレビューから一部抜粋してみた。

カズオ・イシグロ一連の作品の中でも異彩を放つ。読み進み徐々に謎が解けていくに従い氷のような恐怖に包まれていく。

この作品には、色々な読み方があると思うが、私は現代科学批判を伏流水にした特殊な青春の愛の物語と思う。
カズオ・イシグロは、『日の名残り』など優れた作品を生み出し続けている。彼にこそノーベル文学賞がふさわしいと思う。

読後に、タイトル『わたしを離さないで』は、わたし(提供者)を親であるポシブルから(複製化するために細胞を切り)離さないで…という意味にも取れるように感じ、提供者たちの声にならない囁きのようでぞっとしました。

限られた時間の中で友人と関係を結び、人を愛し、そして何かの役目を終えて死んでゆく、ありふれた人生の美しさ、切なさを強く感じた。

臓器移植やクローンのための学校という設定はそうした主題を際立たせるための舞台装置に過ぎない。私たちの人生はこの小説の登場人物より長いが、それは本当に救いなのだろうか。

この小説には、定められた短い命を生きた仲間への哀悼、私も同じ道を歩むことへの悲しさと静かな怒りを感じる。

私の生を自ら定めることができるならば、希望は今日を生きる源となる。しかしそうでないならば、私はただ漆黒の闇に引きずり込まれる。
闇の中で生きる縁(よすが)は、重ねる体の温かさ、子供の頃の思い出、友との語らい…。日常の仕草が私の生きた証。

Never Let Me Go. これは使命を終えた仲間から聞こえてくる、細い小さな声。


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カズオ・イシグロってどんな人?

ではカズオ・イシグロってどんな人なんだろう?

年齢は1954年11月8日生まれの62歳。5歳の時に海洋学者の父が油田調査のために一家はイギリスへ。かなりファンキーだな。

ミュージシャンを目指していたようだが、25歳で大学卒業を機に文学者の道へと歩んだ。

 

27歳のとき日本の法律が二重国籍を許さないため、日本国籍を放棄しイギリスの国籍をとる。

32歳でイギリス人のローナ・アン・マクドゥーガルと結婚。やるな、カズオ・イシグロ。

子供の時から海外で暮らしていたカズオ・イシグロ氏は、日本語はほとんど話すことができないらしい。そのため原題は英語で書かれている。

カズオ・イシグロの作品

  • 1982年・・「女たちの遠い夏」:王立文学協会賞を受賞 「遠い山なみの光」
  • 1986年・・「浮世の画家」:ウィットブレッド賞を受賞
  • 1989年・・「日の名残り」:ブッカー賞を受賞
  • 1995年・・「充たされざる者」
  • 2000年・・「わたしたちが孤児だったころ」
  • 2005年・・「わたしを離さないで」
  • 2015年・・「忘れられた巨人」

短編は4作品

  • 1990年・・「戦争のすんだ夏」・「夕餉」
  • 2001年・・「日の暮れた村」
  • 2009年・・「夜想曲集――音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」

2011年のインタビューの時の動画です。英語ペラペラで凄いぞ。

日本人としてはなんで今年も村上春樹ではないんだ?と思いたくなる人も多いと思うが、この機会にカズオ・イシグロの作品も読んでみて欲しい。

文章は嫌だなと思うなら、ドラマや映画の「わたしを離さないで」がおすすめ。

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まとめ

カズオイシグロ氏のノーベル賞受賞おめでたいことです。

毎年村上春樹か??をワクワクしながら待っている日本人のためにも、いつかは村上春樹氏の受賞も楽しみにしてる。

 

カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」を観て、生きる意味を秋の夜長に考えるもの人としていいかも知れない。

ネコと人間の違いは感情を言葉で表せ、どう考え思うのか?だと思うし。


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